2011年12月02日

ヨーロッパ植民地支配の負の歴史?!「人間動物園」「逆移民現象」など【ヨーロッパのニュース】











西ヨーロッパ各国がアメリカ大陸、アフリカ、アジア、オセアニアなどに植民地を持った影響は、今も色濃く残されています。イギリス、フランス、スペイン、ポルトガルなど今も旧植民地では、その旧主国からの影響があるのです。

アフリカに絞って考えても、植民地支配の弊害が、今も続く民族紛争などの原因となったとも言われています。
ただ、ヨーロッパの国々は、植民地に入り、学校や教会を建て、都市を作りました。アフリカ人たちは、教育を受けたくさんの恩恵も受けたことも確かなのです。

一方で彼らは「未開人」と呼ばれ、見世物にされたり、ひどい扱いを受けました。
先住民は迫害侵略され、アフリカからは奴隷とするため強制的に多くの人が連れてこられました。その当時は彼らに人権を考えなかったのです。同じ「人」とは考えなかったのです。

隣人(となりびと)を愛せよというキリスト教の教えがあるにも関わらず、同じ「人」とは考えなかったのですね。
「未開人」と同じくらい、ヨーロッパの人々の考え方も、野蛮な考え方だったということになります。そういう時代だったのでしょう。
しかし、人を人として考えないことに、疑問を持ち、痛みを持つ人々もいたことも確かで、だからこそ現在の植民地解放、奴隷解放、自由と平和と平等を尊ぶ世界があるのでしょう。

ヨーロッパは、かつてのような勢いはありません。わずか2世紀前は飛ぶ鳥を落とす勢いだったのに…。
ポルトガルでは、旧植民地アンゴラへの逆移民が増えているとか。国内に新しい産業がないのだから、どうしようもありません。

なぜ、かつてヨーロッパは栄華を誇ることができたのでしょうか。今でもその歴史の中で培った遺産が、ヨーロッパを辛うじて生かしているようにも見えます。
すべてアメリカがよいところを持って行ってしまいましたが、世界の多くを作ったのは、ヨーロッパでした。今でも芸術などでは、多くの人がヨーロッパに学ぼうとします。そのような伝統と歴史を守りつつも、気概をもってほしいと願っています。

なぜヨーロッパはあんなにも栄えたのか。
栄光盛衰というのは人の世のならいですが、そこに見えない神様の存在があるようです。神さまから願いを託されたものが、ヨーロッパには確かにある。幻のように消えかけているとはいえ、まだ残っているはずです。

ヨーロッパを見るとき、戦後なぜか大きく経済復興した日本のあるべき姿も見えてくるような気がします。

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2011年12月01日

聖母マリアに願いを?!氷点下の行列26時間【ロシアのニュース】




昨日ロシアの記事を書きました。ロシア人の30〜50%が、天動説を信じるなど科学的に無知であるという内容などから、お話をしました。

今日のニュースを見て、私は少なからず驚きました。
第1に寒いのに我慢強いなぁという率直な驚きももちろんあります。
第2にそんなに切実に願うほどの問題を多くの人が抱えているんだ(ロシアの生活には問題が大有りなのかも?!)ということへの驚き、また第3番目として、ロシア人には、ご利益(りやく)的とはいえ、こんなに信仰心が残っていたんだという驚きです。

氷点下で26時間待ちという考えられない状況の中、5km(地下鉄4駅分)の長蛇の列で、一日7、8万人も並んだといいます。これは社会主義時代の配給に近い生活から身につけたものでしょう。
ソ連の属国のような国だったブルガリアでも、物というのが本当に不足していたので、何かにつけ商品が入ると、皆並んで待つのが当たり前だったそうです。
日本の行列の出来る店だとか、デパートの福袋のための泊まり込みはかわいい、というか、好き好んでやっていることですが、共産国ではそうしないと物資が手に入らなかったため、必然的なことでした。ロシア人が忍耐強く待てるのも、きっとそんな習性や慣習が残っているせいでしょう。

東日本大震災の際、行儀よく店に並んでいた被災地の人々の様子をニュースなどで知った時、このブルガリアで聞いたことを思い出しました。
逆にいえば、共産圏の国々では、ある意味長い間、日本の被災地のような状況が続いていたということです。

話が行列で膨らんでしまいました。
第2の驚きは、切実な問題を抱えている人たちがいかに多いかということです。いくら行列待ちに慣れているからといって、聞くだけで凍えそうな氷点下で、長時間待ってもいいと思うほど、マリア様にすがりたい問題があるのです。
「願い事があるんだ。ここには、興味本位で並んでいる人などいないよ」という、行列にならんだ人のコメントは、真実味があります。
ロシアの生活は楽ではないのではないか、と思ってしまいます。

こういう、ご利益的なもの、日本人も好きですよね。受験や良縁や子宝などのため、どれだけ多くの人がお参りするでしょうか。
第1の驚きにつながる内容ですが、「鰯の頭も信心」というように、ご利益も信仰のひとつでしょうか。縁起を担ぐとか、ジンクスだとか、パワースポットだとか…。
そういうものをバカらしいという人から見れば、ロシア人ってバカみたいと思うかもしれません。

普段、キリストもマリアも大切にしない人でも、こういう時、聖なんとかというものに願い事をするだけで、叶うこともあるかもしれません。
しかしそれよりも、正しい生き方をする方が、キリストやマリア様など聖人と言われる人たちや、神さまからも感心され、感動され、願いは自然に叶うというものではないか、と思うのですが…。
一般に信仰心が低い日本人と、共産主義下で宗教を抹殺されて来たロシアの人々とはちょっとよく似た魂の状況かもしれないと考えてしまいました。



posted by kuri-ma at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヨーロッパ、秋の彩り♪《ヨーロッパ便り》










実りの秋、紅葉の季節です。ヨーロッパでは、紅葉ではなく、黄葉かと思っていましたら、ぶどう畑には燃えるような赤い葉もあるんですね。収穫はすっかり済んで、今はぶどう酒となるため、蔵で寝かされているんでしょう。
こんなに見事なコラージュのような、紅葉が見れるとは知りませんでした。

三つ目。スウェーデンの秋の彩りは黄色です。どこを切り取ってもきれいな絵になるような風景ですね。

さて、デンマーク王子夫妻の来日が報道されていますね。
このヨアキム王子は次男で、離婚歴があり、前妃との間に2人の王子、このマリー妃との間にも2歳の王子がいます。マリー妃も両親が離再婚している複雑な家庭の出身なのですが…。とても優秀な方のようです。
(ヨーロッパの王室は男女関係が複雑なのです。)

それぞれのAFPニュース記事には複数の写真がありますので、お楽しみください。

ヨーロッパの秋は日本より少し早いような気がします。日本でも北の被災地では紅葉も深まっているようですから、寒さも似ているかもしれません。
澄んだ秋の空気の中で、紅葉が深まります。「考える時は、澄んだ秋の心」というように、澄んだ心が更に深まってゆくと、紅葉のように美しい考えが浮かぶものかもしれません。


posted by kuri-ma at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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